高校受験対策で優先すべき教科は?

受験

「そろそろ受験対策を本格化したいけど何から始めたらいいか分からない」
「苦手な教科を克服するか得意な教科を伸ばすか悩んでいる」

このような不安を抱えている受験生は多いのではないでしょうか。もちろん受験勉強は全ての教科において高得点を目指すことが一番です。

しかし、全ての教科に同じくらい十分な勉強時間を割けるとは限りませんよね。

今回はそんな悩みをお持ちの方に、優先すべき教科や得点に繋がりやすい教科など効率的な受験対策について解説していきたいと思います。

まずは自分の現状を知ろう

受験対策を始める上で大事なことは、自分の今の現状を知ることです。

何となく得意な教科、苦手な教科はあるかと思いますが、実際の試験でどれくらいの点数が取れるかは正確に分からないと思います。

現状を知る方法は学校や塾などの模擬試験を受ける方法です。塾では定期的に模擬試験を実施しているところが多く、今の実力を確認することができます。

また、志望校判定も出るため、合格圏内にもっていくために全体としてどれくらい点数を伸ばさないといけないかも見えてきます。

実力が分かったらまずは点数が低い教科から

基本的に受験対策を行う上では、得意な教科を伸ばすよりも苦手な教科を克服する方が効率がいいと言えます。その理由を説明します。

基本的に学校の定期テストや受験における試験も問題の難易度は様々です。中学1年生の最初の中間テストのように多くの生徒が100点を取れるような試験は作りません。

例えば、100点満点の試験で基礎問題40点、少しだけ応用が必要な中レベルの問題40点、高度な応用が必要な問題20点と分れていたとします。

あなたの現状が数学80点、英語40点だとすると全体として20点伸ばすにはどちらの教科を勉強すべきだと思いますか?

答えは英語です。数学で20点伸ばそうとすると基礎的な勉強だけでなく、応用力もかなり教科しなければいけません。また、応用問題はある程度勉強が得意な人でも問題との相性で解けたり解けなかったり安定はしません。

対して、現状40点の英語だとある程度勉強すれば得点できる問題の余地が40点分残っていることになります。

もちろん苦手な教科は勉強への意欲を高めるのも難しいかもしれません。しかし、同じ勉強量で考えると圧倒的に英語に注力する方が点数を伸ばせる期待が高くなります。

特に得意な科目や不得意な科目がない場合は?

教科ごとに大きく点数が開いていない人もいると思います。そんな方は「数学」と「英語」を重点的に勉強するほうがいいでしょう。

数学は他の教科と違い、様々な単元の要素が1つの問題に含まれています。例えば図形問題の中でも合同や相似、中点連結定理、三平方の定理など様々な知識を用いて問題を解く必要があります。

つまり、数学においては1つの単元が勉強不足だったり、つまづいていたりすると多くの問題で点数を落としてしまう可能性があります。

また、文字式の計算→方程式→一次関数といったように前の単元が次の単元の基礎になっている要素も強く、1年生や2年生の内容が抜けているとその後の内容も理解が難しくなります。

このように数学は1つひとつの単元の重要性が高いため、他の教科と比べても重点的に学習するべきでしょう。

英語に関しても1つの単元から出題されるというよりは総合的な問題が出題されます。

英語の試験は大部分が長文読解問題になります。長文の中にはあらゆる単元で学習した文法が含まれています。ところどころ文法が抜けていて分からない文章が多々あると文章を読み進めることが難解になります。

特に、重要な英単語が頭に入っていなければ英語の試験では致命的になります。リスニングや長文読解、英作文等すべての基礎となる英単語は最も重要です。

効率的な英単語の暗記法についてはこちらの記事で解説していますので参考にしてください。

英単語の効率的な暗記法
英単語の暗記は多くの時間を要する勉強であり、より効率的な暗記法を実践する必要があります。この記事では2カ月間で3,000の英単語を習得した私が実践した英単語の暗記法を紹介します。単語帳の選び方から分かります。

受験対策はいつから始めたらいいか

本格的な受験対策をいつから始めたらいいか迷っている方もいるかもしれません。ご家庭によっては塾に通わせるタイミングも検討していると思います。

受験対策を本格的に始めるタイミングで最も多いのは中学3年生の夏からです。ちょうど部活動の夏の大会が終わるタイミングですね。

このタイミングで塾の夏期講習を受講する方も多くなります。

では、本当に中学3年生からで間に合うでしょうか。

一般的に受験の時期は私立高校で1月下旬~2月上旬。公立一般受験で2月下旬~3月上旬です。

夏休みの8月から始めた場合、受験までの期間は約半年となります。5教科の試験を受ける多くの受験生にとっては、単純計算ですが1カ月で1教科を完璧に仕上げなければいけないことになります。

そうなると、少し時間的に余裕がない状態になってしまいます。余裕を持たせるには1年間受験勉強に打ち込めるよう中学2年生の冬(冬期講習など)から始めるのが理想でしょう。

部活をしながら受験勉強となると時間的にも体力的にも追い込まれる状況になるかもしれません。無理なく続けるコツは毎日少しずつでも勉強を継続することです。

「1日5時間の自主勉強をする」という目標を立ててもほとんどの人は途中からだんだん苦しくなって目標を緩めてしまいます。1度決めたことを破ってしまうとそれが習慣となって、また次も続けられなくなってしまいます。これは生物学的な人間の本質です。

ですので、毎日続けられる無理のない目標を立てることが受験生にとっては大切です。

まとめ

今回は高校受験における優先して学習すべき教科について解説しました。

高校受験はその後の大学や就職など自分が進む方向を決める大切なイベントです。

高校受験で成功した体験や目標に向かって努力した経験はその後の人生でも必ず役に立ちます。

後悔のないようにしっかりと最後まで走りぬいてください!

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